別居中に夫を見返すためダイエットや美活をしていませんか?外見を磨く本当の意味は夫の反応を引き出すことではありません。夫への執着を手放し、自分の機嫌を取り戻すためのマインドと美活の捉え方を解説します。
「別居中にダイエットして、キレイになったら夫はどう思う?」
夫に出ていかれて、別居になった奥様の中には、
キレイになって夫を見返したいと思う人は少なくありません。
夫からひどいことを言われて傷ついたからこそ、
「別居を解消する時には、夫を驚かせてやりたい」
「もう一度、女性として見直させてやる」
そんな気持ちになるのは、
すごく自然な女心だと思います。
別居中のダイエットや美活は、決して無駄なことではありません。
ただ、その理由が
「夫を振り向かせるため」「見返してやるため」だけだと、少しもったいないかもしれません。
今回は、もっと長い目で見ての、別居中のダイエットや美活の意味について考えたいと思います。
夫と別居中、「キレイになれば夫婦関係は修復できる?」
夫婦関係が悪くなった時、女性は自分に原因を探してしまいますよね。
「私が太ったから?」
「女として見られなくなったから?」
「もっとキレイだったら、不倫されなかった?」
そして、
「痩せれば夫が戻ってくるかもしれない」
「キレイになれば、もう一度愛してもらえるかもしれない」
と思う。
でも、ここは少し厳しくお伝えしたいところです。
夫婦関係の問題は、妻が5キロ痩せただけでは解決しません。
別居に至るまでには、きっと、コミュニケーションの問題、積み重なった不満、夫婦の力関係、信頼関係、不倫やセックスレスなど、その夫婦ごとの背景がありますよね。
そこを見ないまま、
「もっと美人になれば愛される」
という方向へ行ってしまうと、
美活がいつの間にか、
「夫から選ばれるための努力」
になってしまいます。
「そうです。私は夫の愛を取り戻したいんです」
そう思っておられるかもしれませんが
せっかくキレイになっても、夫が期待した反応をしてくれなかったら、どうしますか?
「こんなに頑張ったのに
やっぱり私は女としてダメなんだ」
と、また二重に無力感を感じることになりかねません。
別居中のダイエット・美活が夫婦関係修復に意味を持つ本当の理由
以前、私は男性心理について書かれた本で、
「男性は女性の【変化】に心を惹きつけられる」
という趣旨の話を読んだことがあります。
髪型を大きく変えたり、
普段とは違う服装をしたり
イメージチェンジをすると
その人を改めて「意識する」きっかけになる、という話でした。
なるほどですよね。
だったら別居している間に、こっそりダイエットして、肌も髪もキレイにして、
「久しぶりに会ったら、ものすごくキレイになっていた!」
というのは効果的なのでは?
と思い、自分の夫に聞いてみたことがありました。
「長く別居していた奥さんが、久しぶりに会ったらすごく痩せて、キレイになっていたら嬉しいの?ドキッとする?」
すると、夫の答えは意外なものでした。
「ちょっと太ったとか痩せたとかは、たぶんそんなに気づかない」
そして、
「もし、ものすごくキレイになっていたら、逆に『男がいたのか?』って疑って、やっぱりダメだと思うかもしれない」
と言ったのです。
それは女性の立場からすると、想像もしていない返答でした。
これはあくまでうちの夫の言ったことに過ぎず、
男性全般がそう考える、という話ではないかもしれません。
でも、この会話で私は一つ気づきがありました。
女性側は、
「キレイになった私を見てほしい」
と思っているのに
夫側は、妻の外見の変化を、妻が期待している通りには受け取らない可能性があるということです。
つまり、
美活をしたら夫がこう感じるはず、と夫の反応まで設計することはできないのです。
だから、別居中の美活の目的を、
「夫をドキドキさせること」
だけに置かない方がいいのです。
大切なのは、美活やダイエットを通して、「自分を扱う態度」を変えることの方なのではないでしょうか?
これまで、自分のことがどうでもよくなっていたことはありませんか?
夫の不倫を知って、眠れない夜が続き
食生活が乱れ
化粧もせず、髪もボサボサ。
一日中、夫の言動のことばかり考えている…なんてことは、なかったでしょうか?
「夫は今何を考えているんだろう」
「戻ってくるんだろうか」
「女性がいるんだろうか」
「離婚になるんだろうか」
意識が全部、「夫」に持っていかれてしまう時、妻は心身共にボロボロになります。
だから、別居中の妻が、
運動を始めたり、
髪や肌の手入れをしたり
身体にいい食生活を心がけよう、と思えることは、とても良いことなのです。
似合う服を探し、メイクを研究することも
とても大きな意味があります。
夫に向いていた意識を、自分の人生へ戻していく行為を通して、
「私はまだ大丈夫」
という感覚が戻って、心身共に元気になって、輝いて行ける。
私は、こちらの方がずっと大切だと思います。
別居中の妻がダイエット・美活をするなら、この2つを意識する
では、夫婦関係がうまく行っていない時の美活は、どうしたらいいのでしょう。
私は、2つの基準を持っておくといいと思っています。
1つ目は、「夫の反応」ではなく「自分の機嫌」をゴールにすること。
「夫を見返す」
「夫を後悔させる」
「不倫相手よりキレイになる」
これをエネルギーにすると、一時的には頑張れるかもしれません。
でも、それではいつまでも夫が基準になってしまいますよね?
それより、
「私はこの身体で、これからの人生を輝きながら生きて行きたい」
こちらを目標にしてみませんか?
その方が、美活が自分の財産になるはずです。
そして2つ目は、夫婦関係修復と自分磨きを混同しないことです。
キレイになることは素敵です。
でも、
痩せた=夫婦修復
ではありません。
外見を磨くことと同時に、
「私は夫に何を求めていたのか」
「私はこれから、どんな夫婦になりたいのか」
「そのために自分が変えるべきことと、夫に求めることは何なのか」
ここに向き合っていかなければならないと思います。
夫婦関係修復とは、
夫にもう一度好きになってもらう活動ではありません。
自分自身を取り戻し、
相手との関係を見直し、
二人がもう一度、一緒に人生を歩める関係を作り直していくこと。
だから、別居中のダイエットも美活も、していい。
思いっきりキレイになったらいい。
次に夫と会った時、
「え?なんか変わった?」
と思わせるくらい変わってもいいんです。
でも、その時の一番大きな変化は、
体重が何キロ減ったことでも、
マイナス何才肌になることでもなく、
夫の一挙一動に振り回されていたのが、自分を自分で大切にする女性になっていること
なのかもしれません。
そして
「夫に愛される私にならなきゃ」
と必死だった時より、
自分の身体を大切にし、自分の毎日を楽しみ、自分自身を丁寧に扱えるようになった時の方が、
その人本来の魅力は出てくるものなのです。
別居は、苦しい時間です。
でもその時間を、
「夫が戻ってくるまで待つ時間」だけにする必要はありません。
これからの自分を育てる時間として、
今日からの美活は、
「夫のためにキレイになる」
だけではなく、
「これからの自分を輝かせる」
ために始めてみてくださいね。