夫からモラハラを指摘され悩む妻へ。無自覚になりがちな人格否定や理詰めなど、夫婦関係を壊す4つの行動を解説します。原因を正しく理解し、関係修復に向けた第一歩を踏み出しましょう。
「私は悪気なんてなかった」が、一番危険
カウンセリングの中で
「夫から『君のやっていることはモラハラだ』と言われて家を出て行かれました」
「『君からのモラハラでうつになった。離婚してほしい』と言われました」
というご相談を受けることがあります。
妻からすれば、
「そんなつもりは全くなかった」
「家族のために必死だっただけ」
という気持ちなので、突然離婚を切り出され、大きなショックを受けますよね。
一般的には.
男性のほうが腕力が強く、
収入面でも優位に立つ家庭が多いため、妻から夫へのモラハラはイメージされにくいかもしれませんが、
でも、精神的な追い詰め方によっては、男性も深く傷ついてしまうことがあります。
私はこれまで多くのご夫婦のお話を聞いて来ましたが、離婚寸前まで関係が悪化したご夫婦には、ある共通するパターンがありました。
ここでモラハラに相当する妻の行動について紹介しますので、
自分に当てはまっていないか?
チェックしてみてください。
妻のモラハラになりやすい4つの行動
① 夫を見下し、人格を否定する
「稼ぎが少ない。」
「何の役にも立たない。」
「父親のくせに、子育て出来ないの?」
このように、夫無能さを指摘したり、人格まで否定ようなする言葉を使ってはいませんか?
このような言い方をすれば、
当然ながら夫は傷ついて行きます。
妻は、改善を求めているだけのつもりかもしれません。
でも、夫からすれば、見下されている気持ちになり、いたたまれなくなるのです。
② 常にイライラした態度で接する
いつも不機嫌。
たびたびヒステリーを起こす。
笑顔がない。
口を開けばため息や文句。
人は言葉だけではなく、「空気」からも強いストレスを受けます。
毎日緊張しながら帰宅する状態が続けば、夫にとって自宅が安心できる場所ではなくなってしまいます。
③ 理詰めで逃げ場をなくす
正論を並べて
「だからあなたが悪い。」
と追い詰める。
内容が正しいかどうかよりも、
相手に考える余白を与えず、逃げ道を塞ぐことが問題です。
人は責められ続けると、話し合いではなく、防衛や逃避を選ぶようになります。
④ 「死ぬ」と言って相手をコントロールする
思い通りにならないからと、
「もう死ぬ。」
「飛び降りる。」
「手首を切る。」
「薬を大量に飲む。」
このような言動で相手を引き止めたり、罪悪感を抱かせたりすることは、精神的に大きな負担を与えます。
もちろん、その背景には妻自身の苦しさや限界があることも少なくありません。
一人で抱え込まず、適切な支援を受けることも大切です。
自殺未遂のような行動は、相手を脅していることにもなります。「もう、無理」という気持ちにさせてしまうことを、よく覚えておかなければなりません。
夫婦関係を修復するために今日からできること
妻側のモラハラは
心に余裕がなくなった結果、
相手を追い詰める関わり方が習慣化した場合に
起こりやすくなります。
ここで必要なのは、
「相手はどんな気持ちだったのだろう」
と、一度立ち止まって考えてみることです。
修復が進むご夫婦は、
妻の在り方が変化することで
関係性が穏やかに整っていきます。
責め合いを続けても、心の距離は縮まりません。
しかし、接し方を少し変えるだけで、相手の表情や会話が変わり始めるのです。
もし「私がして来たことはモラハラかもしれない」と感じたり、
「夫からモラハラだと言われた」と悩んでいるなら、今あげたモラハラ妻の行動をやっていないか?
振り返ってみてください。
夫婦関係は、原因を正しく理解することで、修復できるケースが数多くあります。