愛の選択が難しい時
愛に生きたい。
そう願っていても、
どうしても愛の選択ができない時があります。
夫に傷つけられた。
義理の両親にひどいことを言われた。
大切にされなかった。
わかってもらえなかった。
そんな思いが積み重なると、
心は固く閉じてしまいます。
「もう優しくなんてできない」 「許したくない」 「どうして私ばかりが我慢しなければいけないの?」
そう思うのは、
決してあなたが未熟だからではありません。
それだけ深く傷ついたということです。
だからまず必要なのは、無理に愛そうとすることではありません。
傷ついた時の、本当の愛の選択とは?
深く傷ついた時、最初にしなければならないのは
「つらかったね」
「悔しかったね」
「本当は、わかってほしかったんだよね」
そうやって、自分の心に寄り添うことです。
愛の選択とは、
自分の痛みをなかったことにして、相手に合わせることではありません。
自分の尊厳を差し出して、波風を立てないようにすることでもありません。
本当の愛は、自分をないがしろには決してしないのです。
自分の心を癒し、
怒りや悲しみの奥にある
本当の願いに気づいていく。
その上で、
「私はこれから、どんな私として生きたいのか」
と問い直していくこと。
そこから、愛の選択は始まります。
愛の選択は、調和の道
夫や義理の両親をすぐに許せなくてもいいのです。
優しい言葉や態度が
すぐに出てこなくてもいいのです。
まずは、自分の内側が
落ち着きを取り戻すことが先です。
そして少しずつ、
出来事を「私を苦しめた過去」ではなく、
本当の自分を取り戻すための経験として見つめ直せる時が来ます。
その時、人は強くなりますね。
相手に支配されるのではなく、
怒りに支配されるのでもなく、
自分の心の軸に立って、
必要な境界線を引きながら、
調和の道を選べるようになります。
愛に生きるとは、境界線なしに
何でも受け入れることではありません。
自分を大切にしながら、
それでも人生を憎しみで終わらせないと決めることはできます。
傷ついた経験さえも、
自分の魂を深める糧として受け止め、
尊厳を持って、
もう一度あたたかな世界へ心を戻していくこと…
それが、愛の選択なのです