夫が冷たくなった原因は妻のフキハラ?心が離れる前の対処法

コラム

「最近夫が冷たい」と感じる原因は、無意識のフキハラかもしれません。不機嫌で夫を試す心理の原因と、心が離れる前に実践すべき自分の感情を言葉にする対処法を解説。夫との関係を修復し、自分で安心感を作る方法をお伝えします。

妻側のフキハラの可能性

「最近、夫が冷たい」

「昔はもっと優しかったのに、今は私が怒っていても放っておかれる」

「私が泣いていても、機嫌が悪くても、何も言わなくなった」

そんなふうに感じることはありませんか?

もちろん、夫婦関係が悪くなる原因がわすべて妻側にあるとは限りません。

夫に問題がある場合もあります。

ただ、夫婦関係を本気で変えたいのであれば、
「私は夫にフキハラをしていないだろうか?」
と、自分の在り方を振り返ってみることも、時に必要かもしれません。

フキハラとは?無視・不機嫌・ヒステリーで夫をコントロールしていない?

「フキハラ」とは、一般に不機嫌ハラスメントを略した言葉です。

不機嫌な態度をとることで、周囲に気を遣わせたり、自分の要求を通そうとしたりする状態を指して使われています。

たとえば、
夫が自分の思ったように動いてくれないと、急に口をきかなくなる。

大きなため息をつく。

ドアを強く閉める。

「もういい!」と言って、何を怒っているのか説明しない。

夫が心底謝罪するまで冷たい態度を続ける。

あるいは、

「あなたが○○してくれないから、私はこんなに辛い」

「あなたのせいで私はこうなった」

「あなたと結婚したから私は不幸になった」

そんな気持ちを、心のどこかに持っていることもあるかもしれません。

怒ることそのものが悪いわけではありません。
悲しいこともあるでしょう。

問題なのは、その気持ちを言葉にして伝える代わりに、
「私がこんなに不機嫌なんだから、あなたが察して何とかして」
という形になっていないか、ということなのです。

妻が夫にフキハラしてしまう心理|「わかってほしい」の奥には不安がある

では、なぜ妻は夫にフキハラをしてしまうのでしょう。

それは、表面に現れている「怒り」や「不満」だけではないと感じています。

怒りの奥をたどっていくと、
「わかってほしい」
「私を大切にしてほしい」
「愛してほしい」
という気持ちが隠れていることがあります。

さらにその下には、不安があります。
「私は本当に愛されているの?」
「この愛は本物?夫は私を見放したりしない?」
「こんな私でも、愛してくれる?」

自分に自信がない人ほど、この不安を正面から相手に伝えることが難しくなることがあるのです。

そこで、
「何も言わなくても気づいてくれるよね?」
と相手を試してしまう。
不機嫌になったり、無視をしたり、ヒステリックに泣き叫んでみたりする。
それでも夫が追いかけてきて、
「どうしたの?」
「ごめんね」
と機嫌を取ってくれると、
「ああ、この人はまだ私のことを好きなんだ」
と少しだけ安心できるのです。

これは、いわば愛情を確認するための「お試し行動」になっていることがあります。

でも、この確認方法には大きな落とし穴があります。
最初のうちは、夫も一生懸命機嫌をとってくれるかもしれません。

「俺が何か悪いことをしたかな」
と反省し、
「どうしたら妻は笑ってくれるんだろう」
と考えてくれます。
好きになった女性だから、幸せにしたい気持ちから。

ところが、それがあまりにも繰り返されると、夫の中にも少しずつ無力感が積み重なりはじめます。

何をしても怒られる。
何を言っても機嫌が悪くなる。

あるタイミングで、
「もう俺には、この人を幸せにできない」
とあきらめてしまうことがあるんですね。

ここが、夫婦関係でとても怖いところです。

すると夫は、妻が不機嫌でも放っておくようになります。

夫が心のシャッターを下ろす…
関係性の終わりを覚悟する、サインになりかねない兆候なのです。

自分がフキハラしていないかチェック|夫の心が離れる前にできること

「最近、夫が冷たい」と感じる人は、ここで自分を振り返ってみてください。

次のようなことはないでしょうか。

・夫が思い通りに動いてくれないと、イライラをぶつけたり、無視することがある

・何が嫌なのか説明せず、「普通わかるでしょ」と思う

・夫なら許してくれると思って、他人には言わないような暴言を吐くことがある。

・夫が謝るまで不機嫌な態度を続ける

・「夫が○○してくれないから私はこうなった」と考えることが多い

・夫が自分を幸せにしてくれるのが当然だと思っている

・夫が機嫌を取ってくれることで、愛情を確認している

・「こんな私でも愛してくれる?」と、無意識に夫を試すことがある

いくつか当てはまったからといって、自分を責める必要はありません。

むしろ大切なのは、
今、気づくことです。

フキハラをやめる第一歩は、不機嫌にならない人になることではありません。
自分の感情を、自分で理解し
イライラした時に、
「私は何をわかってほしいのだろう?」
と考えられることです。

もしかしたら、怒りの下に寂しさや、大切にされたい気持ちが見つかるかもしれません。

だったら、不機嫌という形で相手に解読させるのではなく、
「私は、こうしてもらえると嬉しい」
「今日はちょっと寂しいから、少し話を聞いてほしい」
と、言葉にしていく努力をしてみてください。

これは簡単そうに見えて、実はとても勇気が必要かもしれません。

不機嫌になって相手を動かす方が、ある意味簡単だからです。

自分の本当の気持ちを言葉にするということは、
拒絶される可能性も引き受けながら、自分を相手に見せることだからです。

でも、そこに夫婦関係が変わる入口があります。

自分の人生を幸せにするのは、自分。

「夫が私を幸せにしてくれないから、私は不幸なのだ」
そんな風に思ってはいませんか?

夫に愛されることと、
自分の人生を幸せにする責任を夫に預けきってしまうことは、まったく違います。

「夫が優しくしてくれたら、私は穏やかで幸せでいられる」

こう思うことは、女性なら当たり前の気持ちだと信じている人がいますが、
実は全然違います。

そうやって、自分の心のハンドルを全て夫に預けていると、夫の態度一つで、自分の人生まで大きく揺さぶられてしまいますよね。

これでは、幸せな夫婦関係は作れません。

まず、不安を感じた時は、
「私は何が不安なのだろう?
私は何をわかってほしいのだろう?」
と、そこを自分に聞いてあげてください。

もしかすると、妻が欲しいものは、
夫を謝らせることでも、
自分の機嫌を取ってもらうことでもないのではないでしょうか?

本当に欲しいのは、「大切にされている」という安心。

その安心は、そもそも夫に求めるものでもなくて、自分で創り出さなければならないものなのです。

不機嫌で愛を確認するのではなく、
自分の気持ちを言葉にして、相手とつながっていく。

それが自分で創り出す安心感なのです。

夫婦関係は、ここから、もう一度変わり始めます。

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