感情に飲まれず、感情を観察できると幸せになる|気づき②

コラム

苦しい出来事が起きた時、
私たちは、どうしても感情に飲まれてしまうことがありますよね。

怒りが止まらない。
不安で頭がいっぱいになる。
悲しくて涙が出る。
嫉妬で胸が苦しくなる。
寂しさに押しつぶされそうになる。

そんな経験は、きっと
誰にでもあるのではないでしょうか?

そして、その感情のままに、
相手を責めてしまったり、
言わなくていいことまで言ってしまったことはありませんか?

逆に何も言えずに我慢して
相手の顔色を見てオドオドしている自分を感じたことがあるかもしれません。

でも、そんな自分にダメ出ししなくて大丈夫です。

その瞬間は、そうするしかなかった。
それだけ苦しかった。
それだけ傷ついていた。
それだけ、わかってほしかったのです。

けれど、感情に飲まれたまま行動してしまって
後から襲ってくる後悔。
自分責めの方がもっと苦しいんですよね。

「あんな言い方をしなければよかった」
「また我慢してしまった」
「どうして私はいつもこうなんだろう」

そうやって、出来事そのものの苦しさに加えて、
自分を責める苦しさまで重なってしまうのです。

でも、感情は悪者ではありませんね。

怒りも、不安も、嫉妬も、悲しみも、
消すべきものではありません。

感情は、
「今、私の中で何かが反応しているよ」
と教えてくれる、大切なサインなのです。

怒りの奥には、
「本当は大切にされたかった」という願いがあるかもしれません。

不安の奥には、
「安心したい」という願いがあるかもしれません。

嫉妬の奥には、
「私も愛されたい」という寂しさがあるかもしれません。

大切なのは、感情をなくすことではなく、
感情に飲み込まれたまま反射的に動く前に、

「私は今、怒っているんだな」
「私は今、不安なんだな」
「私は今、寂しいんだな」

と、一歩引いて見てあげることです。

それが、感情を観察するということなのです。

感情を観察できるようになると、
自分を責める時間が少しずつ減っていきます。

なぜなら、
「私はダメだからこんな感情になる」
のではなく、

「この感情は、私の本音を教えてくれている」
と受け止められるようになるからです。

感情に飲まれて反応するところから、
感情を見つめて選択するところへ。

この小さな変化が、
心の安定の大きな一歩になります。

幸せになる人は、
怒り、悲しみがない人なのではありません。

ただその感情が自分の中にあることに気づき、
感情を責めず、
その奥にある自分の本音を大切にできる人なのです。

感情は、あなたを苦しめる敵ではありません。

本当のあなたへ戻るための、
大切な入口なのです。

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